神戸衡機は自社工場での製作やイシダ製品(コンピュータスケールなど)を組み合わせ、お客様の最適な生産ラインを設計いたします。また、JCSS関西質量校正センターでは分銅/おもり・はかりの校正事業を行っています。

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神戸衡機

製品紹介

金属検出機

金属検出機

金属検出機は、生産現場で食品や医薬品、日用品などの製品に混入した金属異物を高感度で検出するための検査機器です。

 

食品業界をはじめとする多岐にわたる工場での使用が広がっており、安全な製品を市場に提供するための必須のツールとなっています。

 

金属検出機の原理

金属検出機は、送信コイルから発生させた磁界を用いて金属の存在を感知します。製品が検査範囲を通過する際に磁界が乱れ、この乱れを受信コイルが電圧変化として検出することで、製品に混入した金属を特定します。

 

金属検出機のバリエーション

現代の金属検出機は、誰もが簡単に操作できるユーザーフレンドリーな設計が特徴です。
特に当社の取り扱う製品は、微小な金属片も見逃さない高感度な検出能力を持ち、製品の特性に影響されにくい先進的な機能を備えています。
これにより、さまざまな種類の製品に対する柔軟な対応が可能となり、品質保証の面で大きな強みを持っています。
また、豊富な製品ラインナップと振分装置のオプションを提供しており、お客様のニーズに合わせた最適なソリューションを選択することができます。

 

Link:金属検出機事例

 


コンベヤ式金属検出機

コンベヤ式金属検出機は、生産ライン上での金属異物検出において、高い感度と柔軟性を提供する重要な機器です。
この金属検出機は、鉄だけでなく、ステンレスや銅などの非鉄系金属も高感度で検出する能力を持っています。
自動設定機能により、最適な検出感度が自動で設定され、操作者が簡単にかつ安定した金属検査を行えるようになっています。

 

金属検出機には、リミットモード、ADVモード、TPSモードといった、様々なニーズに応じた検査モードが搭載されており、精密な検査ニーズにも対応可能です。
異物を検知した際には、スペアナ機能を利用して電圧波形を表示し、原因究明の助けとなります。
この金属検出機は、直感的に操作できるタッチパネルを搭載しており、初心者でも容易に操作と設定が行えます。

 

また、金属検出機は、最大2万件の検査記録を内蔵メモリに保管できる豊富な管理機能を有しており、USBメモリスロットを介してのデータ外部出力やソフトウェアのアップデートも可能です。
HACCP対応構造で設計されているため、清掃性にも優れ、ベルトのワンタッチ着脱機能により、迅速かつ効率的な清掃が可能となっています。
このように、コンベヤ式金属検出機は、生産現場での安全性と効率性を高めるために設計された、高感度かつ高機能な金属検出機です。

 

Link:金属検出機事例

 


円筒型金属検出機

円筒型金属検出機は、製品の安全性を確保する上で欠かせない役割を果たしています。
この金属検出機は特に、自然落下する商品から金属異物を効果的に検出することができ、その防塵防水構造により耐久性にも優れています。
また、駆動するメカ部品がないため、操作のしやすさと低コストでの導入が可能な点が、安価で確実な金属混入検知方法としての評価を受けています。

 

具体的には、この円筒型金属検出機はコンピュータースケールと縦型包装機の間に設置され、計量された商品が縦型包装機で包装される前に金属を検出します。
このプロセスを通じて、最終製品の状態での異物混入を効果的に防ぐことが可能となり、製品の安全性と品質を大きく向上させます。
この方法であれば、金属検出機が反応する包材を使う製品でも、検査が可能です。

 

食品業界では、消費者に安全な食品を提供するために円筒型金属検出機が広く使用されており、製造業界においても製品品質を確保するための重要なツールとして活躍しています。
その使用範囲の広さと、操作のしやすさ、そしてコストパフォーマンスの良さから、多様な産業での採用が進んでいるのです。
円筒型金属検出機は、製品安全性の確保を目指すあらゆる生産ラインにとって、信頼性の高い選択肢と言えるでしょう。

 


金属混入は、製品の品質を低下させるだけでなく、消費者の健康にも悪影響を与えることがあるため、生産ラインに金属検出機を導入することは非常に重要です。金属検出機は高感度で信頼性の高い検査を行うことができるため、生産ラインに導入することで製品の品質管理に役立つことが期待できます。

 

Link:金属検出機事例