神戸衡機は自社工場での製作やイシダ製品(コンピュータスケールなど)を組み合わせ、お客様の最適な生産ラインを設計いたします。また、JCSS関西質量校正センターでは分銅/おもり・はかりの校正事業を行っています。

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神戸衡機

はかりJCCS校正・分銅JCSS校正

はかりのJCCS校正・分銅のJCSS校正は、関西質量校正センターにおまかせください。

関西質量校正センターは、国際MRA対応JCSS認定事業者として、国際的に認められるJCSS校正証明書を発行いたします。

JCSSとは何か?計量法トレーサビリティ制度の説明

JCSSとは、計量法トレーサビリティ制度の略称です。この制度は、ISO17025に準拠した国家標準器とのトレーサビリティのある校正を行うためのものです。

計量法トレーサビリティ制度とは、測定結果の信頼性を高めるため、国家標準器とのトレーサビリティを確保することが求められる制度です。つまり、測定器の測定結果を信頼性の高いものにするために、国家標準器との間につながりを確保し、そのつながりを示す校正証明書を発行する制度です。

関西質量校正センターが発行する、JCSSの校正証明書には、”ISO/IEC17025(JIS Q 17025)”に適合している旨が記載されています。これにより、その測定器が信頼性の高い測定を行うためのトレーサビリティが確保され、信頼性の高い校正を受けることができます。

JCSSによって、測定器の測定結果の信頼性を高め、安全・安心な社会づくりに貢献しています。

JCSS登録区分

神戸衡機は、計量器の専門業として長年にわたり、様々なお客様に計量器の製造・販売・修理・校正のサービスを提供してまいりました。神戸衡機の関西質量校正センターにて提供しているJCSS(区分:質量)の校正業務についてご紹介いたします。

JCSS校正証明書とは、計量器を正確に校正したことを証明する証明書のことです。

神戸衡機の関西質量校正センターでは、一般計量士がお客様の はかり・分銅 を校正し、JCSS校正証明書を発行する業務を行っています。

 

関西質量校正センターのJCSS校正範囲は、分銅・おもりは1000kgから1mgまで対応しています。

また、電子式非自動はかりと機械式非自動はかりは21tから1mgまでのJCSS校正が可能です。

 

はかりのJCSS校正、分銅のJCSS校正の両方とも、近畿(京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・滋賀・三重)・中国(岡山・広島・山口・島根・鳥取)エリアでは、最大(最も重い質量まで対応)です。

神戸衡機は、はかり や 分銅 を正確に校正するために、長年にわたって培ってきた技術を駆使しております。

また、お客様のご要望に応じた適切な校正サービスをご提供いたします。

神戸衡機の校正業務により、お客様の はかり や 分銅 が正確に計測できるようになり、生産ラインなどでの計量作業において、高い精度での計量作業を実現できるようになります。

 

神戸衡機の関西質量校正センターでのJCSS校正証明書の発行について、ぜひご利用ください。

神戸衡機の技術力を活かした正確な校正サービスで、お客様の業務をサポートいたします。

現地校正とお預り校正:お客様に合わせた質量校正サービス

神戸衡機は、質量校正において、お客様のニーズに合わせたサービスを提供しています。お客様の現地において、はかり校正を行う現地校正と、はかり や 分銅 を神戸衡機に引き取り、実施するお預り校正の両方を行っています。

現地校正では、神戸衡機の技術者がお客様の現場に出向き、現地で はかり の校正を実施します。校正の結果をその場で報告し、正式な校正結果は、後日お客様にお渡しします。現地校正は、お客様の時間や手間をかけることなく、スムーズに校正を実施することができます。

お預り校正では、お客様が神戸衡機に はかり や 分銅 を送付していただき、神戸衡機が校正を実施します。校正の結果は、報告書とともにお客様に送付いたします。お預り校正は、お客様の立場からすると、現地校正に比べて手間がかかりますが、送付手段があれば、全国どこからでも校正を依頼することができます。

また、神戸衡機は計量各社の製品を承ります。お客様のご要望に合わせ、現地校正かお預り校正かをご提案し、お客様のご要望に最適な校正サービスを提供いたします。神戸衡機の校正サービスについて、お気軽にお問い合わせください。

Link:お問い合わせ

はかりのJCSS校正

はかりのJCSS校正では、国家標準にトレーサブルである分銅を用いて、はかりの計量値に値付けを行います。
これにより、そのはかりはトレーサビリティが確保されたことになります。
JCSS校正は、国際MRA(国際相互承認)に署名している事業者によって行われる必要があります。
MRA-JCSS認定事業者は、相互承認したすべての諸国間においても共通の標準とすることができます。
校正は、測定器・計量器が摩耗や破損、経年変化等で正しい測定値が得られない可能性があるため、測定結果に信頼性を与え、製品の品質を保つために必要とされています

【腰痛防止のためのマッスルスーツ着用について】
当社の関西質量校正センターは、はかりの校正業務において、作業者の負担を軽減し、より快適で効率的な業務を実現するため、新たな取り組みを始めました。
現場での作業時にはマッスルスーツの着用をお願いすることがございます。
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

Link:イノフィス社 事例 “計量器の校正【神戸衡機株式会社】“(musclesuit.co.jp/blog/3602/)

分銅のJCSS校正

JCSS校正は、分銅の校正プロセスの一種で、ISO/IEC 17025を認定基準とし、校正を提供する機関の能力(品質および技術)をNITE認定センターが国に代わって審査し、登録されているJCSS登録事業者によって実施される校正です。

JCSS校正は、国家標準に適合する証明としての性質を持つと同時に、国際相互承認制度(MRA)により、その正確性は国外でも認められています。
JCSS校正証明書には有効期限が設けられていませんが、通常、1年に1回の校正が推奨されています。
校正の頻度は、品質保証を目的とする使用者と校正事業者が相談の上で定められます。

JCSS分銅は、測定された値(協定値)とその信頼性区間(不確かさ)が記録された証明書を添えています。 この協定値は、分銅の質量として使用されます。

当社関西質量校正センターは、国際MRA対応JCSS認定を取得しています

当社関西質量校正センターは、国際的に認められた”はかり”や”分銅”の質量校正の認定である国際MRA対応JCSS認定を取得しました。この認定は、各国の検定機関との相互承認を可能にし、世界各国での測定結果の比較を容易にするものです。

当センターは、高度な技術力と確かな品質管理により、JCSS認定を取得することができました。JCSS認定は、当センターの認定番号である0203を持ち、高精度な測定が求められる産業分野において、より信頼性の高いサービスを提供することを証明しています。

当社関西質量校正センターは、今後も高度な技術力を駆使し、お客様からの信頼に応えるために、はかり や 分銅 の質量校正サービスの向上に取り組んでまいります。

分銅のJCSS校正の必要性

分銅は、信頼性を保つために定期的に校正する必要があります。
分銅のJCSS校正は、計量計測機器が表示する値と真の値の関係を標準器を用いて確立するプロセスです。
JCSS校正によって、信頼性を確保し、正確な測定を行うことができます。
分銅の質量は、使用頻度や取り扱い方法、保管環境などによって変動するため、定期的な校正が不可欠です。
特に使用頻度に応じて、校正頻度を短く設定することが推奨されます。

分銅のJCSS校正頻度

分銅のJCSS校正頻度は所有者が設定し、管理する必要があります。
通常、1年に1回の校正が推奨されます。
校正頻度は分銅の材質や等級に応じて異なり、鋳鉄製の分銅は1年ごと、ステンレス製や真ちゅう製の分銅は3年ごとが一般的な推奨される頻度です。

分銅の等級

分銅の等級は、分銅の最大許容誤差に基づいてJIS7609:2008によって規定されています。
当社で校正する分銅の等級には、F1級(特級)、F2級(1級)、M1級(2級)、M2級(3級)の4つの等級が存在します。
F1級が最も小さい許容誤差を持つ等級であり、F2級から順に誤差が大きくなります。
分銅を購入する際には、使用している計量機器の性能に合致する等級を選択することが必要です。
分銅の最大許容誤差は、計量機器の荷重ポイントにおける許容誤差の1/3以下である等級を選ぶように推奨されます。
たとえば、1kgの分銅はひょう量2,200g/目量0.01gの計量器の点検にはF2級(±15mg)が適しています。

分銅の等級と最大許容誤差

分銅の等級と最大許容誤差は、JIS B-7609と計量法によって規定されています。
分銅の最大許容誤差は、目量(分銅の重量)の±1/3以下である必要があります。
例えば、目量が1gの場合、最大許容誤差は333mgとなります。
分銅の等級にはF1級(特級)、F2級(1級)、M1級(2級)、M2級(3級)が含まれており、F1級が最も小さな誤差を持ちます。
しかし、同じ精度等級の5kg分銅でも、+1mgの分銅と-2mgの分銅など、微小な誤差が存在することに留意すべきです。

分銅の協定質量と拡張不確かさについて

JCSS校正証明書には、協定質量とその拡張不確かさが記載されています。
協定質量は、分銅の公称値と最大許容誤差の差であり、拡張不確かさは最大許容誤差の1/3以下でなければなりません。
協定質量は、最大許容誤差から拡張不確かさを引いたものと分銅の公称値との差を超えてはなりません。
拡張不確かさは、校正によって得られた不確かさに対して余裕を持たせ、信頼性を高めるための指標です。
不確かさは、校正時の測定値のばらつきと、それに影響を及ぼす要因(標準器の不確かさ、温度、水平度など)を合算して計算されます。

JCSSサービスの受付品目について

当社では、JCSSサービスの受付品目として、”はかり”や”分銅”の校正を行っております。

JCSS校正と従来の校正の違いについてご紹介いたします。JCSS校正は、第三者機関によって校正能力、国家標準へのトレーサビリティ、校正結果の信頼性が認められた校正方法です。一方、従来の校正は、校正内容を自己宣言しており、計量トレーサビリティの確保ができないという問題があります。

トレーサビリティについてご説明します。トレーサビリティとは、測定結果や標準の値について、国家標準や国際標準といった決められた標準に関連付けることで、その信頼性を高めることができる性質のことです。不確かさがすべて表記された、切れ目のない比較の連鎖を通じて、トレーサビリティが確保されます。

当社では、 はかり や 分銅 のJCSS校正を通じて、お客様により信頼性の高い校正サービスを提供しております。ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

Link:お問い合わせ

参考:JCSS校正と従来の校正の違い

カタログ・お申し込み書

カタログ

・はかり 分銅 JCSS校正サービスのご案内


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はかり 分銅 JCSS校正証明書のサンプル

(表紙画像をクリックすると、表紙と校正結果サンプルの画像が表示されます。)

お預り校正(はかり・分銅)送付先

神戸衡機株式会社 関西質量校正センター
兵庫県神戸市中央区楠町1丁目10番1号

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