神戸衡機は自社工場での製作やイシダ製品(コンピュータスケールなど)を組み合わせ、お客様の最適な生産ラインを設計いたします。また、JCSS関西質量校正センターでは分銅/おもり・はかりの校正事業を行っています。

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神戸衡機

製品紹介

コンピュータスケール

コンピュータスケール(組み合せ計量機)

神戸衡機は、計量から箱詰めまでのトータルソリューションを提供しています。コンピュータスケール(組み合せ計量機)について汎用から中高速、少容量、大容量、ミックス計量など、様々な計量に併せて、より適したご提案をいたします。

 

食品製造現場での品質管理に役立つコンピュータスケールの選び方

 

食品製造現場においては、製品の品質管理が非常に重要です。
そのため、正確で信頼性の高い計量機器が必要不可欠となります。
最近では、コンピュータスケールが普及し、より効率的で正確な計量を実現できるようになりました。
ここでは、食品製造現場での品質管理に役立つコンピュータスケールの選び方についてご紹介します。

 

最適な精度を選ぶ
食品製造現場では、非常に小さい量から大量の原料や製品を計量する必要があるため、スケールの精度は非常に重要です。
一般的に、商品によって必要な精度が異なるため、使用目的に合わせて最適な精度を選ぶことが重要です。
コンピュータスケールでは、ホッパー内の計量を組み合わせて計算します。
計量の精度と合わせて、商品にあったホッパーの大きさ(容量)であることも重要です。
例えば、乾燥している軽量の商品で、密度が軽い場合、計量精度よりもホッパーの大きさ(容量)が選ぶ基準になることがあります。

 

防水・防塵性能のあるものを選ぶ
食品製造現場では、生産切り替え時や、生産終了時に、機械を水洗いすることがよくあります。
そのような生産ラインでは、防水・防塵性能のあるスケールを選ぶことが必要不可欠です。
また、清掃が容易な構造のものを選ぶことで、衛生面でも安心です。
清掃を行う際に、コンピュータスケールの周辺の機械に水がかかるなどの問題が起こることがあります。
コンピュータスケールの選定については、生産終了時や商品切り替え時の清掃のしやすさも重要です。
清掃のしやすさについては、コンピュータスケール単体では、解決できないこともあります。
周辺機械等を含めた清掃性のしやすさについては、神戸衡機の担当よりお話しできることがあるかと思いますので、お問い合わせください。

 

データ管理機能が充実しているものを選ぶ
食品製造現場では、製品の品質管理のためにデータの管理が非常に重要です。
そのため、コンピュータスケールはデータ管理機能が充実しているものを選ぶことが重要です。
生産数や計量の履歴、警告機能など、さまざまな機能があります。
これらの機能を活用することで、製品の品質管理がより効率的に行えます。
さらに、包装後の検査機器や特殊印字装置と連動することで、商品のトレーサビリティを強化することもできます。
お客様からの問い合わせに対して、データ管理のエビデンスを示すことが可能となります。

 

ポータブル性が高いものを選ぶ(後々の移動に応じてくれる会社を選ぶ)
食品製造現場では、定期的に生産ラインのレイアウトを見直すことがあります。
そのため、コンピュータスケールを移動させることができるかが重要です。
しかしながら、コンピュータスケールは、架台に据え置きで使用するため、お客様だけでは、移動が困難な場合が多いです。
神戸衡機では、お客様の既設の生産ラインの移動や改造も行い、よりよい生産環境を実現してまいります。

 

操作性
コンピュータスケールの操作性も重要なポイントです。
操作が簡単で直感的にわかりやすいものであれば、作業効率が向上し、ミスを減らすことができます。
また、操作性には表示画面の大きさや明瞭性も含まれます。
製造現場では、明るさが不十分な場合があるため、明瞭な表示が求められます。
コンピュータスケールの操作部の明るさだけでなく、例えば、操作部をコンピュータスケールの上載架台の1階部分に設置し、
架台の天面に照明を設置することで操作部を見やすくすることも可能です。

 

メンテナンス性
コンピュータスケールは、長期間使用することが前提です。
そのため、メンテナンス性も重要なポイントの一つです。
故障時の修理や部品の交換が簡単であれば、メンテナンスにかかる時間や費用を削減することができます。
お客様にて予備部品をお持ちであれば、電話アドバイス等で早期の復旧ができることもあります。

 

以上が、食品製造現場での品質管理に役立つコンピュータスケールの選び方のポイントです。
製品の品質を確保し、生産性を向上させるために、適切なコンピュータスケールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

Link:コンピュータスケール事例

 


コンピュータスケール(組み合せ計量機)の原理

①供給部から商品をシュートに供給します。

②分散テーブルを介して商品を複数の供給トラフに投入します。

③プールホッパーで商品状態を安定させて計量ホッパーへ移行させます。

④各計量ホッパーの計量センサー(ロードセル)により、質量を精密に計量します。

⑤各質量を組み合せ演算し、目標設定値に最も近く、かつ下回らない適正な組み合せを選びます。

⑥組み合せで選ばれたホッパーだけが開き、商品が排出されます。

 

Link:コンピュータスケール事例

 


コンピュータスケール(組み合せ計量機)のバリエーション

 

円形コンピュータスケール(汎用タイプ)

微小・少容量・中容量・大容量まで、様々なニーズに対応できる汎用タイプのコンピュータスケールです。バリエーションが豊富であり、さまざまな商品に対応できることが特徴です。

 

Link:コンピュータスケール事例(円形コンピュータスケール(汎用タイプ))

 


大型商品用コンピュータスケール

ペットフードなど、大容量の商品を計量する際には、手詰めで計量することがしばしばあります。しかし、この方法では時間がかかってしまうため、自動化された計量機が必要になります。

 

大型商品用コンピュータスケールは、この問題を解決するために開発されました。この計量機は、ホッパ容量が大きく、秤量もしっかりしているため、大量の商品をスムーズに計量することができます。これにより、お客様によりスピーディーなサービスを提供することができます。

 

また、大型商品用コンピュータスケールを使うことで、手詰めでの計量による誤差を減らすことができます。この計量機は、高い精度で計量することができるため、お客様に正確な量を提供することができます。

 

さらに、大型商品用コンピュータスケールは、環境にも優しい製品です。手詰めでの計量に比べ、コンピュータスケールを使うことで、商品のムダを減らすことができます。また、コンピュータスケールの使用により、作業員の負担も軽減されます。

 

Link:コンピュータスケール事例(大型商品用コンピュータスケール / 給袋式包装機 (大型))

 


高衛生仕様・オープンフレーム円形コンピュータスケール

生鮮食品や食品加工現場での計量には、高い衛生性が求められます。そのような現場向けの高衛生仕様のコンピュータスケールです。

 

サラダ、カットフルーツ、チキン、チーズなどの生鮮食品系に最適なこのコンピュータスケールは、清潔な状態で計量が行えるように高い衛生性が確保されています。また、本体の横に設置された電装部によって、本体下部に機器が集積することなく、排出シュート周辺もオープン化されたシンプルな構造になっています。

 

この構造により、各部分へのアクセス性が向上し、清掃時間を短縮することができます。また、計量部分は、衛生的な仕様に加え、高い精度を誇ります。

 

現場での清潔な計量を求める方には、このコンピュータスケールがおすすめです。

 


割れ欠け対策円形コンピュータスケール

割れ欠けしやすい商品を扱う際、商品を優しく扱うことが求められます。そんな時に最適なのが、この円形コンピュータスケールです。商品を優しく受け渡す機構を採用しているため、商品の破損を防ぐことができます。

 

商品に対する割れ欠けは、商品が接触面へ衝突することや、商品同士が衝突することで発生します。そのため、商品の落下速度が増すほど衝撃の強さも増してしまいます。そこで、このコンピュータスケールは緩傾斜にこだわり、商品にかかる衝撃を最小限に抑えるよう設計されています。

 

このコンピュータスケールは、割れ欠けしやすい商品を扱うお店には必要不可欠なアイテムです。商品の破損を防ぎ、お客様に安心して商品をお届けすることができます。

 


直列コンピュータスケール

直列コンピュータスケールは、省スペースで高速・高精度な計量を実現するために設計されたコンピュータスケールです。商品の割れや欠けを防止して、ロス削減や品質向上に貢献することが特徴です。

 

この計量機は、コンパクトでスペースをとらず、米菓やスナックなどの割れ欠けが気になる商品やミックス商品を高速・高精度で計量することができます。本体がコンパクトかつホッパも小さい直列式を採用しており、全体の落差が少なくなり、商品に対する衝撃が少なくなるため、割れや欠けを発生させることがありません。

 

さらに、最高120回/分の高速計量が可能なので、生産性が向上します。割れや欠けを防止しながら高速・高精度を追求した計量機として、現場での作業効率の向上につながることが期待できます。

 

Link:コンピュータスケール事例(直列コンピュータスケール / 給袋式包装機)

 


セミオートコンピュータスケール

セミオートコンピュータスケールは、自動計量の搬送が困難な葉物野菜や漬物など、手作業での計量が必要な商品に対応できるコンピュータスケールです。手作業で供給される商品に対しても高い計量精度が求められる現場で、作業効率の向上に貢献しています。

 

このコンピュータスケールの特徴は、ホッパの直下配列構造とスクレーパ式ゲートによって商品残留を防ぎ、確実に排出することができる点です。商品残留によって機械停止などが発生することがなく、作業効率がアップすることが期待できます。

 

また、手作業での計量には、計量精度や速度などの問題がありますが、このセミオートコンピュータスケールは高い計量精度を実現し、かつ手作業で供給される商品にも素早く対応できるよう設計されています。

 

現場での手作業にも対応するコンピュータスケールで、商品残留を防止して作業効率をアップさせることができるセミオートコンピュータスケールは、各種食品工場で広く使われています。

 


卓上コンピュータスケール

卓上コンピュータスケールは、形の崩れやすい商品を計量するのに最適なはかりです。例えば、トマトや数の子、たらこなど、手で乗せる必要がある商品を正確に計量することができます。商品を12枚の計量皿に並べ、LEDが点灯した商品を袋に詰めるだけで、手作業に比べて正確に一定質量に計量できます。さらに、卓上コンピュータスケールは、親子計量やミックス組み合わせ計量など、多彩な計量方法が可能です。

 

商品の形状や性質に応じて、適切なコンピュータスケールを選択することが大切です。卓上コンピュータスケールは、商品の破損を防ぎながら高い精度で計量できるため、傷つきやすい商品の計量に最適です。計量作業を効率化し、正確に商品を供給することで、生産性の向上や品質の維持に貢献できます。

 

Link:コンピュータスケール事例